より簡単なports管理ツール「portupgrade」を利用する

 portsは非常に便利なシステムであるがアプリケーションのアップグレードに関しては弱い部分がある。
portupgradeはそれを強力に補ってくれるツールであり、より簡単な操作でアプリケーションのインストールやアップグレードが出来たり、portsごとの依存関係やバージョン管理においての悩みを解消してくれるなど、とても簡単で便利な機能を持ち合わせたツールである。

 FreeBSD General Commands Manual PORTUPGRADE(1)

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portupgradeのインストール

 portsを使ってportupgradeのインストールをおこなう。

# cd /usr/ports/sysutils/portupgrade
# su
# make install clean

INDEXの更新

 はじめにPorts データベースファイルを管理するINDEXを最新の状態に更新する必要がある。

# cvsup -g /etc/ports-supfile
# portsdb -Uu

具体的な使用例

インストール

以下はportinstallを使用した例

# portinstall apache13-modssl

アップグレード

portupgradeはインストール時も利用可能である。(-N オプションを指定すると、関連するファイルのインストールや更新もやってくれる)

# portupgrade -N apache13-modssl

インストールされているアプリケーションで、最新のバージョンでないものをリストアップする。

# portversion -v

インストール作業ディレクトリ内のごみファイルを削除する。

# portclean -C

 

/usr/local/etc/pkgtools.conf

 設定ファイルにはアップデート時にうっかりインストールオプションを忘れてしまわない様に、予めこのファイルへ書いておくことが出来る。

設定例

www/apache2を常にsuEXECを利用するように設定したい場合

MAKE_ARGS = {
'www/apache2' => 'WITH_SUEXEC=yes SUEXEC_DOCROOT=/',
}

インターネットサーバとしてシステム構築を行っている場合、X Windowはメンテナンスや処理の負荷となるので導入したくない。

MAKE_ARGS = {
'*' => 'WITHOUT_X11=yes',
}

このようにオプションを指定して設定ファイルに追加することで、毎回更新作業時の処理を自動化することができる。

参考

 portupgradeをインストールすることによって利用可能なコマンドの、より詳細な使い方は下記リンクを参照。